当たり前の不用品とごみ情報

ごみを集めて運ぶ車である塵芥車には3種類あります

ごみを集めて運ぶ車である塵芥車には3種類あります 一言で車といっても色々あり、その中に塵芥車という業務用の車があります。塵芥車はごみを集めて運ぶ車の事で、一般的にはごみ収集車と言われています。
毎週決まった曜日にやってきて、ゴミを片付けてくれている生活には欠かせない車です。塵芥車はごみを圧縮したり、荷箱へ送るタイプによって大きく3種類に分ける事が出来ます。


プレス式 まずプレス式です。このタイプはごみを投入口の手前と奥の2段階で細かく粉砕し、押し込み板を使い圧縮してから奥の荷箱へ送り込みます。大きな力でプレスする為、あらゆるごみを収集する事が出来る正に万能タイプです。

テレビや冷蔵庫といった家電だけでなく、机や椅子等の家具や自転車もつぶす事が可能です。その為主に粗大ごみ等の収集や運搬によく使われています。
ただ力が凄いので、作業員が巻き込まれてしまうという事故を起こす事もありました。その為作業時は常に細心の注意を払いながら、複数でご行う事が大切です。


巻き込み式 ロータリー式 また回転板でかき込んでいく巻き込み式タイプのものもあります。これはプレス式よりもごみを圧縮する力や押し込む力が弱いです。
ごみを圧縮するというよりはごみを重ねてまとめていくという感じです。作業員が投入口にごみを入れると、回転板がごみを荷箱へ書き込んでいき押し込み板で奥へ詰めていくという仕組みになっています。

圧縮力が弱く、詰め込めるごみの容量も少ない為、鉄製品が混じり込むと回転板が止まってしまう事もあるので注意が必要です。その為大きな粗大ごみ収集には向いていませんが、家庭ごみや事業ごみ、木くずの収集や運搬に適しています。
普段からよく見るタイプのゴミ収集車です。

それから螺旋状のスクリューがある大きな円柱型のドラムが回転しながらごみを荷箱へ押し込んでいくのがロータリー式です。このタイプは常にドラムが回っているので、ごみを続けて投入する事が出来ます。

さらにシンプルな構造なので掃除がしやすく、作業中も汚水が飛び散らないというのがメリットです。ただ圧縮力が3つの中で最も弱い為、荷箱に沢山ごみを詰め込む事が出来ません。その為あまり使われなくなってしまいました。